ダウン症の子のいる暮らし 健・育・学・遊 ~自立をめざす母親のブログ~

H13年にダウン症(21トリソミー)の子どもを出産、現在子育て真っ最中の母親です。 絶望的な気持ちでスタートした子育てですが、いろいろと問題はあるものの笑いあり、涙ありの楽しい毎日を過ごしています。 子育てをしてきた中で、悩みの解消、役に立った情報、成長の道筋、健康管理なども交えて書いていきます。

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ダウン症の染色体異常はなぜ起こる?出生率は?高齢出産での確率は?

      2016/04/01

染色体異常はなぜ起こったか?

染色体異常は、主に母親の「染色体不分離」という出来事が起こったために生じます。
たいていは突然変異で、なぜそういうことが起こるかはまだ解明されていません。
(特定の異常にのみ、遺伝が考えられます)
また、それに対する治療方法も確立されていません。

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少し、詳しく説明します。

染色体は生物の種類によって数や形が一定しています。人は46本の染色体を持っています。それが、思春期以降に作られる卵子と精子のみ減数分裂をし、半数の23本になります。そして、卵子と精子が合体することにより再び46本となるわけです。

本来は、減数分裂をしたときに、2本が1本ずつに分かれていなければならないのですが、2本のまま(くっついたまま)卵子(精子)の中に入ってしまうことがあります。これを、「染色体不分離」といいます。

過剰な染色体(2本のままの染色体)が21番であれば、卵子と精子が合体した時、卵子の2本に精子の1本が加わって3本となり、21トリソミーが生じます。

ダウン症のほとんどは、明らかな原因がなく、1000人に1人の割合で起こる、突然変異によるものと考えられています。
それがなぜ起こるのか?はまだよくわかっていません。

染色体異常は全ての人に起こりうる可能性があるともいえるのです。

 

 

出生率は?高齢出産での確率は上がるか?

母親の年齢と染色体不分離が一定の割合で起こることは統計的に証明されていて、妊婦の年齢が上がると、ダウン症児が産まれてくる確率も上がります。(ダウン症に特化して書いていますが、染色体異常は他にも存在します)

ダウン症の場合、出生率が1000人に1人と言われているのが、
35~39歳では、1/300
40~44歳では、1/100
45歳以上では、1/50
と言われています。

いろいろな数字が挙げられていますが、”妊婦の年齢が上がると、ダウン症が産まれてくる確率が上がる”ということは同じです。

卵子は、一生涯に作られ排卵される数は産まれた時に決まっています。だから、お腹の中に長い期間いた卵子は、質が落ちてくるといわれます。その質の低下が出生率増加に関係しているといわれています。
(しかし、父親のほうが原因ということも皆無ではありません)

今書いたように、確かに確率は上がるのでしょうが、
だからといって、高齢のお母さんばかりかと言えば、そうでもないのです。
高齢で1人目にダウン症を産んでも、2人目で元気な子を産んでるお母さんもいらっしゃいます。

五体満足な子どもを産む。こればかりは産んでみなければわからないというところもあります。

また、妊娠初期の自然流産はよくあることですが、流産胎児の約半数に染色体以上が見つかっているそうです。
20回の妊娠に一回の染色体異常が起こると推定されているようです。その中で産まれてくる赤ちゃんは10人に1人。

染色体異常がありながら、生まれ育った赤ちゃんは強運!?

染色体の異常の出現はすべての人に起こりうる可能性があります。体の内部環境、放射能、環境汚染、投薬、食品添加物などの、内外の影響をうけたことが間接的な要因になっているのかもしれません。

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私自身、ダウン症を出産後は、よりにもよってなんで私が・・・
としばらくは悶々と過す日々でした。

今では、それも自然の摂理のひとつ。私の宿命なのかな。
と思っています。

日々、楽しく過ごしているから言えることなのかもしれません。

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